ユニット構造
ボビーワゴンは、2トレイ、3トレイ、トレイなしの3種類のユニットの組み合わせでできています。









Photo Masatoshi Takahashi, Styling Yumi Nakata




Photo Masatoshi Takahashi, Styling Yumi Nakata




Photo:Norio Kidera, Styling:Fumiko Sakuhara


イタリアンデザインの黄金期、60年代を彗星のごとく駆抜け、数多くのプロダクトを残してわずか41歳でこの世を去った天才デザイナー ジョエ・コロンボ。彼が1970年にデザインしたのが「ボビーワゴン」です。
デスク脇のスペースで「必要なモノを無駄なく効率的に収納できないか?」という疑問から、このワゴンは誕生しました。構想の段階では2段の仕様でしたが、3段タイプで製品化され、その後、ニーズにあわせて多くのバリエーションが作られました。本体を回転させることでワゴンの4面すべてを効率的、機能的に使える高いデザイン性、そして省スペース化。その両方を併せ持つボビーワゴンは当時のデザインの現場には画期的な製品でした。
その事を証明するようにボビーワゴンは、SMAU賞(伊)を受賞したほか、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクションにも選定され、デザインから50年を経た現在もプロダクトデザインの名作として認知される存在です。
「イタリアのデザイナー、ジョエ・コロンボが1970年にデザインした収納ワゴンである。なんといっても収納力の高さが魅力であるが、サイズとカラー、トレイの組み合わせにより全80種類以上に及ぶバリエーションが展開されているというから驚きだ。始めは、デスク脇のスペースで『必要なものを無駄なく効率的に収納出来ないか?』という疑問から生まれたデザインであるが、見事にその疑問を解消し、さらにはデスク周りに留まらず様々な場面で活躍するに至る。現代では良く耳にする『多機能性』という点において、70年代にそれを家具のデザインにて表現しているこのワゴンは当時から画期的な製品であったことだろう。色あせることのないデザインは現代の住環境においても大いに力を発揮しているように思う。」 として、2022年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しました。
グッドデザイン・ロングライフデザイン賞は、これから生まれるデザインの手本となりうる、時代を超えてスタンダードであり続ける商品・建築・コンテンツ・サービスなどを表彰する賞です。単に「長く残っている」ことを讃えるのではなく、暮らしの中で人々に愛され、これからも変わらずに存在し続けてほしいデザインと、そのデザインを生み出した人々を顕彰することを目的としています。
ボビーワゴンは、2トレイ、3トレイ、トレイなしの3種類のユニットの組み合わせでできています。
高さ12mmの仕切りがついており、3つのブロックに分かれています。 ペンなどの小物を置いて、本体を回転させても転がり落ちないように工夫されています。
トレイはワンプッシュで簡単に開閉できます。トレイは最大で約180度回転し、収納物が取り出しやすい構造です。
深さが約40mmの浅いトレイと、約70mmの深いトレイの2種類があります。大きさはA4用紙(210×297mm)が収まる大きさです。
トレイに収まりきらない高さのあるものを収納できます。2面が開いているので取り出しも簡単。
キッチン周りではビン類、デスクサイドではCD-ROMなどの収納に適したスペースです。
用途に合わせて取り外しが可能な棚板付。棚板を取り外すとポスターなどの長さのあるものも収納が可能です。
直径50mmのキャスターが5個付いており、本体のスムーズな移動、旋回を可能にしています。床を傷つけないポリプロピレン製。
アクリルプレートやホルダーなどボビーワゴンをさらに便利にカスタマイズしてくれる専用オプションも充実。

